つむまま徒然日記

娘のこと、日々の生活を徒然と。たまにデスノートになります。

妊娠きっかけに痔と闘うようになった話~帝王切開だって産後のトイレ大変なのよ~

妊婦さんによく見られるおしりの爆弾、

買い漁ったマタニティ本、アプリのコラム…

妊娠中は便秘から痔になる人が多いとあんなに読んでいたのに

 

あっさりとおしりに時限爆弾を抱えてしまいました

今回は産前産後~今に至るまで、定期的に痔と闘っている私の体験談です

 

痔との戦い編はあくまでも私個人の見解です。

医学的にも根拠はありませんのでご注意ください。

 

産前産後の痔生活

妊娠が進むにつれてお便秘になっていた私

でも変に力むとお腹に力がかかるからよくない!と

己の自然な便意を健気に待っていたのですが、全然来ない

 

妊娠前に、5口くらい飲んだだけでお腹がゆるゆるになった特茶を飲んでも

飲むヨーグルト飲んでも、りんご食べても、便意は来ず…

 

 

 ↓ちなみにこれ、味は好きだったんだけど100%下痢になるので飲めなかった

 

 

 

やっとかすかな便意が来ても仕事中はなかなか席から離れられず、

夜な夜なトイレでう~ん…と頑張っていました

 

そうすると、ちょぴっと切れてしまったおしり…

そこからあれよあれよと痔になってしまいました

 

ネットで調べたものから推測するにいぼ痔と自己判断しました 笑

軽~く出ていて、出血するタイプでした

 

妊婦検診の時に、椅子に敷いてある紙に血が付いてしまい

「あっ、すみません…おしりから血が…」と助産師さんに謝ること数回

 

椅子に座るのもお腹が重いからですよ~的な感じでゆっくりでしたが

実際は「おしりぃぃぃ、痛っ!ふぅぅぅぅぅ~」

 

妊娠後期には病院の先生から便を緩くするマグネシウムを出してもらっていました

 

実際、出産のときも痔だったんですけど

結局帝王切開だったので、爆発することはなく無事子どもを出産しました

 

頑張った出産編↓

 

tumumama-0116.hatenablog.com

 

産後のトイレってとてつもない緊張と恐怖ってよく言うじゃないですか

経膣分娩の方はお股がね、大変なことになってるからって…

 

帝王切開もね、出口自体はそんな問題ないんですけど

腹筋に力をかけるわけにはいかない極度の緊張状態

でトイレの中で頑張っていました

 

でもここでうんぴを出さないと、痔が悪化するという恐怖もあり

なんとか産後初のおトイレを無事済ますことに成功しました

 

 

くしゃみ・咳・笑い、帝王切開で腹筋も切ってるんで、出来ないんですよね

 

授乳すると子宮収縮されるので、

後陣痛なのか便意の腹痛なのか分からなくて泣きました

 

ごめんね!と泣いてる新生児をお見舞いにきた実母に任せ

トイレに行ったこともしばしば…

みんな産後のトイレってこんな感じだよね?!と自分に言い聞かせていました

 

 

痔との戦い方~私は1週間で痔を自力で治しています~

では実際、半年に一度は襲ってくる痔との戦い方を紹介します

しつこいようですが、完全に根拠のない私の体験談としてお読みください

 

痔戦争は1週間で決着する

痔の痛みの状態は生理とよく似ていますと思います

でも1週間で決着をつける!と気持ちを強く持つことが大事 笑

 

初日:発症、トイレの中で絶望する、おしりに戻らないな…という違和感

2日目~3日目:痛みのピーク、何をしていてもおしりが気になる、出血も

4日目~:ピークが落ち着き、徐々におしりも気にならなくなる

 

次に実際、どんなことをしているのかご紹介します

 

痔を治すために絶対していること

・毎日絶対排便すること

 どんなに怖くても出しましょう…固まってしまうとまた振り出しに戻ります!

 

・湯船に入っておしりを温めること

 血行を良くすることが大切です、冬場は椅子にカイロ張って仕事してました 笑

 

・刺激物・アルコール禁止

 そりゃまあ当然ですよね

 

・おしりキュッ運動

 これがいっちばーん大事!!!!

肛門に力を入れて、おしりをキュッキュッと締めては緩めるを繰り返します

たまにギューーーーっと締めるのも良し

 

座って仕事しながらでも、台所に立ちながらでも、思い立ったらひたすらやります

痛みのピークのときは結構辛いけど、おしりの血行促進じゃ~と考えながらやるんです

逆にやらないと、おしりが固まって次のトイレの時に辛い思いをすることに…

 

痔って肛門の一部ががうっ血している状態なので

とにかく血行促進を大事に過ごします

 

このおしりキュッが結構効くのか、

今のところ、1週間以上痔が続いて苦しんだことはないです

 

 

実際病院で診てもらったわけではないので

完全に自分で判断して勝手にやっています

 

本当はお薬飲んだり、塗ったり、注入したりすれば良いんだと思いますが

 

授乳していたこともあり飲み薬は何となく避けてしまいました

 

そして何度も薬局でボラギノールを買おうか悩みました。

 

でも自分でじんじんと痛む幹部に薬を塗るのが怖かったので出来ませんでした。

 

もし、万が一、再発してしまったら今度こそボラギノール買おう。

 

 

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陥没から頑張った授乳生活のお話

こんにちは!

今回は授乳のお話です

 

初めに言っておきますが、まもなく2歳になるごん氏…

実はまだおっぱいを飲んでいるんですよね

 

寝る前の1回だけだし、ごん氏がもう要らなくなるまであげよう!

 

と、意気込んでから1年近く経ちます 早~

 

 

ここまで来るといつかは来る卒乳まで気長に待つか…とのんびり構えています

と、いうことで現在進行形の授乳生活のお話です

 

 

 

私の授乳生活は

とある一人のゴッドハンド助産師さんによって開眼しました

 

なかなかの難産だった私ですが

産後翌日にはおっぱいをあげる練習を始めました

 

難産だったレポ↓

 

tumumama-0116.hatenablog.com

 

 

代わる代わる付き添ってくれる助産師さん

 

点滴をしながらでも

お腹の傷に負担にならないような姿勢を一緒に考えてくれたり

みなさん親切だったんですが…

 

いかんせん陥没乳首の私のおっぱいはガチガチに張っているのに出ず

 

ギュウ・・・ギュウウウウウゥゥゥゥゥゥ)^o^(

 

とひたすらつねつねされても3滴しか出ない…

 

挙句の果てに突然の拷問に乳首ーズ(通称:チッチーズ)は出血

 

ごめんね…ごん氏…ごめんね…チッチーズ…

 

と、ガチガチのおっぱいを冷やしていると

 

 

 

「どれどれ…まぁ~~~いいおっぱい!!!」

救世主ゴッドハンド助産師Eさんの登場です!

 

 

Eさんはまず乳房全体を両手で包み込むように持つと

やさし~くおっぱいをゆさゆさとほぐし始めました

上下左右に手の位置を替え、全体をまんべんなくほぐすと

ガチガチだったチッチーズが少し緩みました

 

そして今までの助産師さん達とは真逆の方向に力をかけ

乳首だけではなく乳輪全体を軽く押してから引っ張ったんです

 

するとでるわでるわ、射乳でびゃーびゃーです

詰まりが取れた私のチッチーズは無事開眼することが出来ました

 

でもまだ慣れない赤ちゃんのお口に吸われた乳首は

血豆に流血に…じんじん痛いことには変わりません

 

そこでEさんが持ってきてくれたのが

 

乳頭保護器です

 

シリコン素材で乳首にぺたっと貼ると

直接赤ちゃんの口に触れないので、傷口が守られて悪化を防ぐことができます

 

ソフトハードがありましたが、私はソフトで大丈夫でした

もっと裂けてしまった方なんかはハードが良いみたいです!

 

この乳頭保護器のおかげで傷口の保護だけでなく

陥没乳首もいい感じに伸びてくることが出来ました

 

私は保護器を外すのが怖くて、4~5か月近くまで使用していましたが

本来は一時的なもののようです

 

 

あとは搾乳機にもお世話になりましたね

 

 

電動は楽だとも聞いていたのですが

おっぱいを搾乳器で絞られる感覚が予想もつかなかったので

ビビりの私は手動にしておきました!

 

 

飲みきれないおっぱいが残る=乳腺炎になる!?

と怯えまくっていたので

ごん氏が片乳だけで寝てしまった時などは

残りの片乳分を搾乳していました

 

今になると分かるのですが

 

当時はいつまでも絞った分だけ出てくるので

結構な量を搾乳器で搾り取っていたのです 

 

結果、次回の授乳時にはまたぱんぱんガチガチに…

 

出した分だけ体はおっぱいを作るんですもんね

負の連鎖ですよね 笑

 

程ほどにしておけば良かったなぁ~

と、今では分かるのですが…

 

そんなこんなで乳腺炎っぽくなってタオル持参で総合病院に行ったり

しこりを解消するために360度回転しながら授乳をしてみたり

 

色んな思い出がありますが

授乳しているときの赤ちゃんの顔が愛おし過ぎて尊過ぎて

気づくと2年近く授乳生活を送っています

 

 

もうしおっしおのたれったれチッチーズですが

(もはや生理前なんてただのつぶれたヨーヨー2つ状態)

 

もう少し一緒に頑張ろうかなと思っているこの頃です

嫁姑の関係とレモスコと占いのお話

こんにちは!

巷ではインフルエンザが流行っていますね

我が家も先日娘が39度台の発熱をしました…

 

小児科に行くと喉頭とのことで、ハスキーボイスな娘です

自分の声が違って楽しいのかいつにも増してよく喋る…

お願いだから黙ってー!(喉を休めてー!)

 

 

さて、今日は嫁姑問題と占いで悟りを開いたお話について

 

 

 

我が家は表面上はとてもとても仲の良い関係を築けています

 

おそらく姑さんも私に対して何かしらの不満はあるかと思います

そして私もデスノート5冊はいくであろう心のモヤモヤが溜まっています

 

 

同居している以上、離婚でもしない限り

この距離・この関係は続くのだと分かっているのですが

 

娘の教育について口を出されたり(心の発達的な部分で)

旦那に対する私の態度に口を出されたりすると

 

モヤァ…モヤァ…モヤー!!!どばどば~!!!

 

と私のタバスコor一味唐辛子の量が増えるわけです

辛い物を食べると気分がすっきりしますよね!

 

 最近はこのレモスコにどはまり中です

餃子とかこれで食べると堪らんのです

 

 

さて、レモスコをかけても消化出来ないこの苛立ちはどうしたら良いのか…

 

でも前より自分の中で悟りを開くことに成功し

脳内会議で落ち着かせることが出来るようになってきました

 

 

 

とりあえずイラァモヤァすると私はこのように検索します

 

「O型 苦手」

 

全国のO型の皆さん、本当にすみません…

でもこうしないと治まらないのです…

 

このように検索すると、

出てくる出てくるO型の悪口が!

 

そして今の自分の心境とぴったりはまってしまうんですよね

 

今まで血液型占いなんて

「いやいやw世界中の人が4パターンしかないとかアホか~いwww」

と見向きもしなかったのですが

 

他人の言動に対して自分と同じような気持ちを持っている人が

こんなにもいるんだと思うと、救われる自分がいました

 

そして気持ちが落ち着いたらこのように検索します

 

「AB型 嫌い」

 

では、自分が常識だと当然だと思っているこの価値観が

他の人にはどう見えているのかを調べます

 

有名人がエゴサーチするようなものですかね

 

とりあえず、もやもやした時は相手の血液型で調べて

この人は血液からこういう人なんだと自分に言い聞かせます

 

そして私の方が若いんだから柔軟に対応しなければ…

 

諦観…悟り…

 

と対処しています

 

この話を近所の嫁友達に話したところ

 

「わかる~!うちは動物占いしてるよ 笑」

 

嫁姑問題、悩む先には占いにもすがりたくなるんですよね 笑

 

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そういえば私の実家の母も細木和子の本とか読んでたな…

 

私もそういう年になったのかな~

 

最後にO型の人ごめんなさい

O型の穏やかでまじめなところ、好きです!

出産れぽ5~管だらけの入院生活で産後ブルーになった話~

今回で出産れぽ完結です

産後の入院生活のお話

 

緊急帝王切開にて無事ごんつむが生まれた前回↓

 

tumumama-0116.hatenablog.com

 

無事ごんつむは出生後の様々な検査・処置をうけ

私の両親と旦那の待つ産婦人科病棟に上がっていきました

 

 

一方私はというと先生からこんなことを言われました

 

 

「つむままさ~ん、あのね、聞いてね・・・

 

子宮内膜症でお腹の中の癒着が凄いことになってます

 

今から洗浄するので、がんばりましょう!」

 

どうやら子宮内膜症だったようで、

いざお腹を切って開いてみて初めて分かったのだそう

 

胃や腸への癒着があったのですが

ごんつむがぷりぷりした胎便で私の体の中が大変なことに…

 

手術室内がばたばたとし、そのまま洗浄がはじまりました

 

どんなことをしているのか詳細はわかりませんが

ひたすら臓器をがぽがぽと揺さぶられて洗浄していたんだと思います

 

この時間が本当に辛かったです

体勢もきついし、臓器ががぽがぽされている感覚も気持ち悪いし、

全身麻酔じゃだめなの…?と

 

 

段々吐き気も出てきて、

「いたい~~~~もうやめてぇ~~~はきますぅ~~~」

(がぽがぽされるから声も自動で震える 笑)

 

とここでもうるさい妊婦になってしまいました

 

 

結局その洗浄の処置と術後のレントゲンがおわって

病棟に戻ったのは23時頃でした

ごんつむ誕生から2時間がぽられてました

 

 

後日談、手術後に旦那と両親のもとに先生が来て

 

胎便が子宮内膜症の癒着のところにもいってしまったので

全身感染症になって最悪の場合、敗血症で死ぬかもしれません

 

という説明を受けていたらしいです

 

そして、帝王切開をせずに無理にでも通常分娩をしていたら

子宮内膜症の癒着に気付かず、感染症になって死んでいたでしょう、と

 

ごんつむのうんちによって死にかけて、

また命を救われた出産になりました

 

 

 

出血量もそれなりにあった私の出産は難産という扱いをうけ

全身感染症の恐れがあるということで

 

普通の産後の生活+毎朝の採血+24時間抗生剤点滴

with 心電図+お腹と子宮に膿を出すチューブ2本セット

 

という色々ぶら下げた生活がはじまりました!

 

 

もともと血管が細い私はあっという間に痣だらけになりましたが、

ごんつむは同室でばんばん抱っこも授乳もしていました

 

針差しっぱなしの上から抱っこはなかなか怖かったよ…

 

そして今回最大の問題は

 

4人相部屋だったこと

 

しかも経産婦ばかりでみんな慣れてる感じ…

 

隣のベッドにいた肝っ玉かあちゃん風騒音ママは

夜は爆音いびき・朝は電話(病室でやめろや)、昼間はスナックぼりぼり

24時間うるさかったです

 

私は3時間おきの授乳やお世話の他にも

1日4回の追加の点滴があり、完全に不眠不休状態

だんだん精神的に追い詰められていきました

 

 

早く退院したい…

 

 

そんな生活が続き、入院から1週間

普通の帝王切開の人であれば退院しています

 

しかし、担当医の先生からしてみれば

私は九死に一生を得た患者なわけです

 

術後の採血の数値が学会で発表レベルだからと

とても慎重に診察してくださっていました

 

ただ、自分自身母でもある看護師さん達からしてみれば

私はまず母親なわけで

赤ちゃんのお世話をすることに重点を置くべきだと

 

もう点滴もさす場所がなく、毎回血管から漏れて

その都度ナースコールを押し、看護師さんに謝られる中

一人の看護師さんに言われました

 

「点滴も心電図もお腹のチューブもしながら

赤ちゃんのお世話なんて大変だったよね

先生にもう取ってくれないかお願いしてみたら?

患者さんからの希望であれば、はずしてもらえるかもしれないよ」

 

 

先生は忙しそうで朝の回診しか話す機会がありませんでしたが

その日たまたまナースステーションにいるところを発見し、

お願いしてみました

 

「大変なのは分かるんだけど、数値が本当に凄かったので

一気に全部とるのはちょっと怖いな~

とりあえず24時間点滴と心電図は外して、1日2回の点滴に減らそう

そして血液検査の結果が範囲内におさまったらチューブを外して退院ね」

 

私としてはかなり身軽になりました!

看護師さんはまだ点滴があるのでぶつぶつ文句を言っていましたが 笑

 

ごんつむのお世話もしやすくなり、隣の騒音ママも退院し、

少し気分が晴れてきました

 

そして採血の結果は少し範囲を超えた数値でしたが

私自身、食事をきちんと取れるようになったことと

チューブから膿が出てこなくなったことから退院が決定!

 

 

ごんつむも己のうんちで母が大変なことになっているとも知らず

よく飲み、新生児室ダントツの爆音で泣き、すくすく育っていました 笑

 

 

あのとき、私の管だらけの状況に大変だよねと声をかけてくれた

看護師さんの言葉に本当に救われました

 

退院後の検診の時にも外来専門の助産師さんに

「あなた本当に大変だったのね、

病棟の看護師もみんな気にしてたみたいよ

カルテにそう書かれてる」

 

と言われて号泣、完全に産後ブルーでした

 

「大変だね、よく頑張ってるね」

 

これだけの言葉でこんなにも救われるのかと実感しました

 

 

退院後は実家にお世話になり

誰も出産で死にかけたと言っても信じてくれないくらい

回復しました

 

 

これにて私の出産れぽはおしまいです

 

帝王切開後のおトイレ事情やゴッドハンドに授乳を導いて貰った話は

また別の機会に書きたいと思います

出産れぽ4~わが子のうんちに命を救われた日~

今回は出産編、ごんつむ生まれます!

 

 焼肉とオロナミンCと眉ティントで陣痛がきた前回↓

tumumama-0116.hatenablog.com

 

無事病院に到着し陣痛室に通された私

母は帰宅しました

 

陣痛室は分娩室のひとつ前の段階で、

陣痛がきたお産の近い妊婦が過ごす部屋になります

 

私が荷物などをおろして一息ついたころ

隣のベッドに同じく陣痛のきている妊婦さんが来ました

 

どうやらその妊婦さんも私と同じ初産のようでしたが

その方はお産の進みがとても早く

陣痛室にきた直後に破水し、あっというまに分娩室に…

 

明け方5時頃にはなんと出産していたので

病院についてから2~3時間で出産していました

 

 

一方私は、のたうちまわるほどではないものの

寝ていても目を覚ます程度の7~8分の陣痛が地味~続く中

「わ~すごい。わたしもすぽんと産みたいなぁ~」

と思っていました

 

 

 

7時過ぎ、朝食が出され、たまにフリーズしながら普通に完食

9時に診察をしましょうと助産師さんから言われたので

入院のしおりをみたり、たまひよの付録のお産BOOKをみて過ごしました

 

 

9時に診察室へ

「赤ちゃんもあまり下がってきてないし、子宮口も2センチ…」

 

「ラミナリアいれましょうか~」

 

説明しよう!

私は前回流産の手術の際に、

前処置として子宮口を広げるラミナリアというものを入れた際

あまりの激痛に立てなくなり、おえおえしてしまったので

それ以降ラミナリア恐怖症なのであーる

 

人生一番の激痛だと今でも思っています

 

先生に私の経験を伝え、本当にラミナリアが無理なんです…と訴えるも

「でも、バルーンはもう少し子宮口があかないと出来ないし、なんならバルーンの方が痛いと思うよ、はは!」

と相手にしてもらえず…

 

8本入れられました 涙

 

予告通り痛みで血の気が抜け診察台から降りられない私

顔面蒼白なんならリバース5秒前の状態

 

「すみません…立てません…吐きそう…いや吐く」

助産師さんがパンツとズボンを上げてくれ、そのままベンチに倒れ込む私

 

先生も あ~まじでこの人ラミナリアだめなんだ~みたいな顔で見てました

「ま、まぁこれでお産も進みますからね!」

起き上がれるまで休ませてもらい、横になったまま先生の話を聞きました

 

そのまま陣痛室に戻ると母が来ていました

 

そこから午前中はどんどん強くなっていく陣痛にひたすら耐えていました

 

12時 お昼が運ばれてきましたが

食べられず…バナナだけ一口食べました

 

陣痛室では基本NSTをつけられるも外来が忙しいのか

なかなかの放置で助産師さん全く来ず

ずーっとNSTつけっぱ、記録の紙が床にだらだらーっと流れていました

 

 

ラミナリアから2~3分間隔の陣痛が続くなか

なかなかうるさい妊婦へと成長する私

「ふううううううううううう」

ブレスダイエットかよ

 

そんなんして過ごしていると

17時、破水しました

 

破水って一発でわかるもんですね

本当にしゃーーーーって出る!

 

そこからは記憶がとぎれとぎれですが

18時、ごんつむ胎便を出しちゃいました

 

トイレにいったときに出たんです

 

生理の時にどろっと出るのとほぼ同じ感覚でした

羊水に混ざって緑の濁ったのがじょばばばっと

 

「あ、やばいやつなんじゃ?すぐ赤ちゃん出さないとなやつ…」

とちょっと焦って助産師さんを呼び、胎便入り羊水を見せる

 

「大丈夫ですからね~」ジャー

さらっと流されてしまいました。そんなもんなのか…

 

その後先生の診察(やっとかよ…朝の9時以来だよ…)

ちなみに初めましての先生で、なんと担当医でした 笑

さわやかな男の先生で、ぐりぐりされて戻される

まぁ総合病院だとそんなもんですよね

検診でも会ったことなかったな~

 

19時、分娩室へ!

多分お産の進みより、

私が陣痛室でうるさかったからなんじゃないかと思われます 笑

 

やっと分娩台へ上がるも体勢のきつさにテンションが下がる私

 

そして胎便まで出したのに、なかなか降りてこないごんつむ

どうやら回旋異常を起こしており、降りてこられないそうで

もう1日様子をみるかという話が出てきました

 

私は先の見えない痛みに限界を感じてもう一日なんて無理だという状態、

そしてさっきの胎便が気になっていて

「もう切りたいです…」と先生に言いました

 

先生は帝王切開の危険性を十分に説明してくれ、

私の両親にも確認を取り、(旦那は必死で新幹線で向かっています)

ごんつむの元気も少しなくなってきていることも踏まえて

「じゃあ切っちゃおうか」

と言ってくれました

 

しかし緊急帝王切開手術室があかない

一刻も早く麻酔をして欲しかった私

「麻酔はまだですか…」「麻酔はあとどれくらいですか…」

今振り返ると本当に恥ずかしいですが

麻酔を欲しがるうるさい妊婦になっていました

 

だって陣痛1~2分間隔ですもん

 

切るなら早く切りたくて 笑

 

無事手術部の準備が整い、手術室へ

名前は?何の手術を受けに来ましたか?

と陣痛に耐えながらもなんとか本人確認の質問に答える中、

 

「化粧はしていませんか?」と聞かれて

「これは眉ティントです…」と答えた私は極限状態でしたね

 

さっきまでの分娩室とはがらっと雰囲気が変わり

一気に緊張してくる私

 

担当医ともう一人の先生以外は手術部のスタッフなので

また雰囲気が違くて私はなんとなく安心しました

 

ひとつだけ気になったことは

WANIMAが流れていたこと 

Are You Coming?

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先生の趣味なんかな…

まぁ私もこのアルバム聴いてたから馴染みがあるけどさ

 

「はじ~まる~ここ~からぁ~♪」

 

一生忘れられない思い出の一枚、自分で選びたかったです 笑

(冗談でホルモン流してくれたらいきみやすそうとか言ってました)

 

麻酔の注射は全く痛くなく

脚からじんわ~り暖かくなって陣痛が無くなりました

 

薬ってすごいな~と実感していると

さわやか先生登場「じゃあ切るね~」

ぐっ、ぐっ、…

「ごぼぼふぎゃごぼ、ふぎょぁ~」

 

20:44 ごんつむ誕生

 

羊水でちょっと溺れたような産声でしたが、無事聞けて安心

ちょっとだけ顔を見せてくれ

ごんつむは一足先に産婦人科病棟へ

 

たしか帝王切開は15分位であっという間に終わると聞いていたので

あとは縫って私も終わりかぁ~と思っていると

 

「つむままさん、ちょっとこれから処置に入りますね」

「もうちょっと頑張ろうね」と先生

 

私の戦いはここから始まるのです・・・

 

次回産後編、私にささる3本の管、壮絶入院生活の始まり

 

出産れぽ3~陣痛ジンクスと眉ティント~

今回はいよいよ出産編!

今となっては笑い話になりましたが、

なかなか大変な出産でした

 

 

妊娠後期でインフルになった回はこちら↓ 

tumumama-0116.hatenablog.com

 

 

インフルエンザも治り、出産予定日を迎えましたが

つむごんは全く出てくる気配を見せませんでした。

 

予定日を数日過ぎた検診で

「じゃあ明日か1週間後に入院して誘発していこうか~」

と先生に言われ、

「大きくなったら私のお股が耐えられないので明日入院します」

と即答しました。

 

妊娠初期から誘発分娩や促進剤で出産された方のレポを見ていたので

出来れば自然に陣痛が来てほしいんだけどな…と思い

 

とりあえず病院から出て焼肉屋にいきました 笑

ほら、陣痛を呼ぶジンクスってあるじゃないですか 

もはや神頼み的な感じでもりもり焼肉冷麺ランチを堪能しました

ちなみに夜はオロナミンCを飲みました 笑

 

そして出産をどこかでなめていた私

何を勘違いしていたのか私はそのまま本屋さんにいき

 

陣痛を待ってる間に読む本を買っていました

しかも3冊

 

ちなみにこちらの3冊です↓

 

 

働く男 (文春文庫)

働く男 (文春文庫)

 

 

 

ちょっとそこまで旅してみよう (幻冬舎文庫)

ちょっとそこまで旅してみよう (幻冬舎文庫)

 

 

 

女おとな旅ノート (幻冬舎文庫)

女おとな旅ノート (幻冬舎文庫)

 

 

まぁ結局読むことなく、半年後くらいに読みました 笑

現実逃避にとっても良かったです

 

子どもが独立したらこんな感じで旅行したいな~

なんて妄想を爆発させていました

 

 

さて、話がそれてしまいましたが、

そんなこんなで入院の準備もこなし

 

私の大事な出産準備のラストをしていました

眉ティントです

 

 

このときまだ通常分娩になると思っていたので

出産直後の記念写真のために眉毛だけは!!!と意気込み

いそいそと眉ティントを塗りイモト化

もはや一晩放置するか~と両親に顔を笑われながら寝室に行きました

 

 

 

 

そのままうとうとしていたのですが、

23時頃お腹が痛いな~と思い始め

念のためDLしていた陣痛アプリで間隔を調べると10~15分間隔

 

よく病院行ったけど帰されるとか聞くしどんなもんなのかな~

と思いながらも母を起こし病院に電話してみることに

 

名前・妊娠週数・住んでいるところ・陣痛間隔を伝えると

「雪も降ってるし、とりあえず来てみる~?」

「あっじゃあ向かいます~」

とゆるめのやりとりをしました

 

とりあえずラズベリーリーフティを一気飲みして車に乗り込み病院へ

 

私がちょいちょい痛みでフリーズしていると

笑い出す母

 

眉ティント取り忘れてました

 

あっぶねー!と無事ティントを剥がし

途中コンビニで食料調達をしました

 

深夜1時に妊婦が時々一時停止しながらコンビニでおにぎりを購入

若い男の店員さんの目にはどう見えていたのでしょうか

てか眉ティント気づいて良かった…

 

とりあえず食べれるうちに食べてどんどん陣痛を進めようと

病院に向かう車でまずおにぎりを1個食べる私

 

 

病院から無事ですか?今どこですか?って催促の電話きました 笑

 

ということで無事病院到着

陣痛来てるね~とそのまま入院になりました

 

 

次回、いよいよ出産!LOOK AT ME!娘のうんちよありがとう。

 

出産れぽ2~妊娠39週でインフルなって周囲をざわつかせた話~

 

今回は出産予定1週間前にインフルになった結果

行く先々で周囲をざわつかせたお話です

 

 前回のお話↓

tumumama-0116.hatenablog.com

 

 

 

 

箱根駅伝を見ていた私の父、鼻水が止まらない様子

ごみ箱はあっという間にティッシュ山盛りになっていました

 

父いわく

(-.-)「職場のおっさんが熱出して早退してた、風邪がうつったのかも」

その日の夕方、父38度台の発熱

 

私は母と

(゜o゜)「やぁだ~!妊婦にうつったらどうすんのよ~」

(●^o^●)「てかまさかインフルじゃないよね~?ははは」

とコントのようなやり取りをしていたわけです

 

次の日、父の熱は下がり初詣に行きました

その帰りの車内でついに

 

私「悪寒がするのですが…」

 

その時、父と母は顔を見合わせ「まじかよ」という顔をしていました

帰宅後熱を測ると38度後半でした

 

10年ぶりに地元のかかりつけ医に駆け込むことに…

 

小学生から高校生までかかっていたので、

受付の人も看護師さんも先生も、みんな私のことを覚えていてくれていました

 

 (病弱でしょっちゅうかかっていたからね)

 

 

 

受付のおばさま「お久しぶりね~今日はどうされましたか?」

私「あの、熱が38度8分あって…で、来週出産予定なんですけど…」

受付のおばさま「ら・・・え?」

 

 

待合室に座ることを許されずそのまま処置室奥のベッドに通されました

 

 

看護師さん達もざわざわ…

「ねえ!〇番に寝てる妊婦さん来週出産予定らしいよ」

「あんらー!」

「あの〇〇ちゃんね!久しぶりだよね~」

「ちょっと前まで高校生だったのにね~(10年経ってるけど)」

 

 

そのまま先生がベッドまで来てくれて診察することに

 

「はい、ひさしぶり~。早速だけどインフルの検査しますね~」

 

A型の陽性が出ました

不謹慎ですが笑いました 先生も笑ってました

 

もう正産期なので薬を飲んでも問題ないこと

高熱だと羊水も熱くなるのでまず熱を下げること

来年からは予防接種をちゃんと受けること

 

と、お話を受けました

 

その後、薬局で粉薬を吸い、帰宅しました

 

 

 

旦那にLINEで報告すると義母さんとともに

「えっ?ほんとに?おいまじか。笑」というリアクションをされ

 

心配症な母方の祖母に報告すると

「さささささささ!」と最上級の感嘆の声をいただきました

 

 

一方父の会社の同僚はもう一人発熱し

インフルと診断されたそうで、母が父にキレていました

 

 

 

「よりによって妊婦いるこのタイミングでーーーー!」

 

 

 

 

 

 

さて、妊娠後期でインフルエンザになるとどうなるのか?

 

私の場合、妊娠後期でもともと寝苦しいのが

むくみ?と発熱の関節痛で脚がとにかく痛くて眠れませんでした

 

 

薬を飲んで熱は下がっているのですが鼻水がたらりらたらりら垂れてきて

鼻をかむごとに力が入ってしまってお腹が張るので

ずっと鼻穴にティッシュを詰めていました

 

 

 

ネピア 鼻セレブティシュ 400枚(200組)×3コパック

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産婦人科の先生には苦笑いされ、

助産師さんには「それで体重増加が落ち着いたのか」と笑われました。

 

 

 

 

本当にごんつむには申し訳なく思います…

 

この反省から

毎年ちゃんと予防接種を受ける習慣が出来ました

 

 

 

また、箱根駅伝を見ながらじーじに

「インフルエンザ、今年は大丈夫?」

 

と電話する新しいイベントも生まれました

 

 

次回、出産編スタート。我が子のうんちに命を救われた日!